小学生からの膝の痛み!いよいよ手術か!
小学生からの膝の痛み!いよいよ手術か!
16歳 高校生 バレーボール 滋賀県
病院の診断 ・オスグッド
主訴 ・小学生の時はサッカーをしていて右膝、今はバレーをしていて両膝が痛い、練習後痛くなる。
屈伸、階段の降りるとき痛い。病院でリハビリをするが改善せず現在に至る。
右は押さえても痛くなり、手術は決定。
バレー部監督に先輩達が痛みから解放され練習復帰できたと聞き、連れてきてもらう。
手術の日も決まっていましたがどうしても回避したいということでしたので、当院独自のセルフケアをお教えし毎日自分でやってもらうようにしました。
練習前後の身体の整え方、痛みの取り方、その方の体に合わせたストレッチ法などハンドメイドで構成してお教えしています。
施術前、ここまで曲げると痛みがでます。
1回目の施術
両足共、ある程度曲げると痛みがでます。
歪みの確認をして、筋肉の癒着を取り除いていきます。
痛みのある足だけでなく、腰、肋骨にまで癒着が広がっています。
最初はくすぐったかったのですが、次第に大丈夫になりました。
過緊張の部分はくすぐったく感じるのです。
そして、曲がっていた膝が徐々に伸びてきました。
立ってもらいます。
施術後、しゃがんでも痛みなし
いつも痛かった屈伸が出来ます!
「あれ!痛くない!」
半信半疑だった彼に顔に笑顔がこぼれます。
「ほんまか? ここは、いつ来ても不思議が起こります!」とコーチ。
そのままセルフケアを受講し、自分で必要な手入れが
できるようお教えしました。
2回目
次の日、「午前中練習しましたが、痛くありませんでした!」
という嬉しい報告。
「いつものぎこちない動きとは全然違いました!」とコーチ。
しかし、昨日と違い、腰下に固さを感じます。
昨日の足周辺には、張りをうっすらと感じます。
これらを丁寧に取り除いていきます。
痛みを取るだけでなく、痛くならないための予防と、身体能力の向上も目指します。
そのためには、毎日の手入れセルフケアが欠かせません。
来週は小学生以来みっちり練習して、もう一度見せていただきます。
その折、セルフケアの復習をするとお約束して終了しました。
3回目
「全然痛くなく、以前のように思いっきり練習できます!」
開口一番嬉しい報告です。
コーチも「最初の一歩から動きが違います!」
今日も午前中みっちり練習してきました。との事。
施術は前回気になっていた足の張りを中心に取り除いていきます。
姿勢も良くなりました。
これからも毎日数分間の個別セルフケアを続けて、体のメンテナンスをしていきましょう。
今回の事がきっかけとなり、自然形体療法の会長である宇野先生が、彼の所属する高校のチームに、身体の手入れの仕方やメンタル面も含めて、指導に伺う予定です。
最近はクラブチームや学校からの指導依頼も多くなりました。
自分の体を正しく手入れし、スポーツ障害で苦しむことのないようにするお手伝いが大切だと考えています。
※これはあくまで個人の体験談であり得られる結果には個人差があります。